十刃

破面の中から特に優れた殺戮能力を持つ選ばれた十体を「十刃」（エスパーダ[ESPADA]）と呼び、能力の高い順に1から10の番号が体の一部に刻まれる。

十刃（エスパーダ）
コヨーテ・スターク ≫No.1（アランカル・プリメーラ） ≫司る死の形：「孤独」 ≫帰刃：群狼（ロス・ロボス） ≫技：無限装弾虚閃（セロ・メトラジェッタ） 下顎部分の仮面を首飾りの様に着けている。常に眠たげで、かなり寝起きが悪い模様。左手の甲に「1」の刻印がある。
バラガン・ルイゼンバーン ≫No.2（アランカル・セグンダ） ≫司る死の形：「老い」 ≫帰刃：髑髏大帝（アロガンテ） ≫技：死の息吹（レスピラ） 王冠のような仮面を着けている。顔に傷があり、豪快な態度の老人。
ティア・ハリベル ≫No.3（アランカル・トレス） ≫司る死の形：「犠牲」 ≫帰刃：皇鮫后（ティブロン） ≫技：波蒼砲（オーラ・アズール）、灼海流（イルビエンド）、断瀑（カスケーダ）、戦雫（ラ・ゴータ） 金髪・褐色肌の女性。顔の下半分は服で隠れており、ファスナーを外すとマスク状の仮面の名残がある。
ウルキオラ・シファー(ULQUIORRA) ≫No.4（アランカル･クアトロ） ≫司る死の形：「虚無」 ≫帰刃：黒翼大魔（ムルシエラゴ） ≫技：虚閃（セロ）、虚弾（バラ）、贖罪（エクスピアシオン） 破面の成体。左頭部に角が生えた仮面を被った男。常に冷静沈着な行動をとる。藍染からの命により一護を偵察に現世に現れた。十刃の中でも中心的人物であり、藍染からの信頼も厚い。眼球をなくしても自動再生することができる。
ノイトラ・ジルガ(NOITORA) ≫破面No.5（アランカル・クイント） ≫司る死の形：「絶望」 ≫帰刃：聖哭螳蜋（サンタテレサ） ≫技：虚閃（セロ） 「十刃最強」を自称するほど、己の力に絶対的な自信を持っている。左目の眼帯の下に仮面の残骸を残し、そこに虚の孔が開いているために隻眼。驚異的な霊圧硬度を誇る鋼皮を持つ。
グリムジョー・ジャガージャック(GRIMMJOW　JAGGERJACK) ≫破面No.6（アランカル セスタ） ≫司る死の形：「破壊」 ≫帰刃：豹王(パンテラ) ≫技：虚弾（バラ）、虚閃（セロ）、掴み虚閃（アガラール セロ） 右頬部に仮面をつけた不良風の男。気性が激しいため他の十刃と対立することもしばしば。5体の破面を率いて現世に訪れたことが東仙要の怒りをかい、左腕を切り落とされた。そのため一時は十刃から外されることとなったが、織姫に左腕を修復してもらい、2代目第6十刃･ルピを殺害後再び第6十刃の地位に戻った。
ルピ(LUPPI) ≫2代目･破面No.6（アランカル セスタ） ≫帰刃：蔦嬢(トレパドーラ[TREPADORA]) 左後頭部に仮面がつけた男。グリムジョーが左腕を失くし、十刃から落ちたため第6十刃に繰りあがった。片腕を戻したグリムジョーによって殺害される。
ゾマリ・ルルー ≫破面No.7（アランカル セプティマ） ≫司る死の形：「陶酔」 ≫帰刃：呪眼僧伽（ブルヘリア） 坊主で頭部に棘のような仮面があり、首に首飾り、耳にドクロのピアスをしている黒人風の男。朽木白哉と交戦し、「愛（アモール）」の力でルキアを操るが、その戦い方が白哉の怒りを買い、白哉に切り伏せられ消滅した。
ザエルアポロ・グランツ ≫破面No.8（アランカル オクターバ） ≫司る死の形：「狂気」 ≫帰刃：邪淫妃(フォルニカラス) 眼鏡を掛けた、ピンク色髪の男。恋次に倒された破面No.15イールフォルト・グランツの弟。虚圏一の研究者として知られている。その技術力は非常に高く、後述する従属官（フラシオン）を改造させ多数の実験体をもとに敵の能力を分析する。
アーロニーロ・アルルエリ(Aaroniero) ≫破面No.9（アランカル ヌベーノ） ≫司る死の形：「強欲」 ≫帰刃：喰虚(グロトネリア) ≫技：認識同期（にんしきどうき） 十刃の中で唯一のギリアン級。日光が苦手で、普段は仮面をかぶっている。志波海燕に化けることができる。。斬魄刀解放によって、下半身がタコの様な姿に変わる。
ヤミー(YAMMY) ≫破面No.10（アランカル ディエス）/No.0（アランカル セロ） ≫司る死の形：「憤怒」 ≫帰刃：憤獣(イーラ) ≫技：虚弾（バラ）、虚閃（セロ）、魂吸（ゴンズイ） 下顎に仮面をつけた色黒で大柄な男。藍染の命によりウルキオラと共に一護を偵察に現世に現れた。霊圧の探査能力に欠けており、戦い方はとにかく力任せ。